活動日誌

市政報告№212号です。

NO.212pagメーデーの報告です!

(更新日:2019年05月13日)

市政報告№211号です。

NO.211

(更新日:2019年04月24日)

市政報告№210号です。

NO.210

(更新日:2019年04月11日)

陳情第159号「無鄰菴からの眺望景観の保全」について

 平成31年1月18日に受理された陳情の審査が、3月15日のまちづくり委員会で行われました。
 国会では、2月27日の予算委員会第8分科会でこくた恵二衆議院議員が、「国が重要文化的景観と認定している地域でホテル建設が行われる。国が指定した文化的景観、眺望が台無しになる」ことを正しています。
 国会での質疑を受けて、委員会で質しました。

■陳情第159号「無鄰菴からの眺望景観の保全」について
○山田 3月12日付けの京都新聞夕刊に、「巨大こけし何故、寝てる?」との記事があった。京都会館の敷地内にある巨大こけし「花子」は、高さ何メートルか。なぜ横になって寝ているのか。
→山本部長 展示館前に文化市民局から相談があった。仮設であっても風致に配慮をと伝えた。寝かすと風致の申請が出され許可した。高さ12.5メートル。
○山田 この展示場所は、風致地区内と聞く。そこで聞くが、同じ重要文化的景観地域・京都岡崎で、国が名勝に指定する無鄰菴の隣接地に東京資本が建設するホテルは何メートルか。
→山本部長 建築基準法上の高さは12.5メートル。風致地区上の高さは、目隠しのルーバを含め13.9メートル。
○山田 昨年10月の第10回「まちづくり委員会」の議事録を見返すと、下村あきら委員がたいへん大切な指摘を
されている。下村議員は、高さ規制を求める陳情者に対し、「行政の説明が少し足らないのか、いやいや、
もっとこの陳情の方は更なる高みを望んでおられるのか、その辺は私も理解はできませんけれども、方向
性は同じだと思うんです。岡﨑地域活性化ビジョン、そして様々な別荘庭園群を守っていこうということ
ですから」と指摘し、「お互いに頑張っていくという、そういう風にお話をしていただかんなんと思いま
す。それでもまだどこか食い違う部分があれば、それはそれでまたその時々でしっかりと話し合いを」と
言っておられる。この指摘は、もっともなことだと思うんです。ところが、京都市の対応がいけない。こ
の地域は風致地区第5種地域の基準適用となっているので高さ規制は15メートル。ホテルの13.9メート
ルは良い。後は住民と業者が話し合えという対応だ。京都市の立場がまったく第三者的、無鄰菴はもとも
と京都市の持ち物ではないか。
そこで、無鄰菴についてだが、無鄰菴の作庭に関わったのは、七代目小川治兵衛氏で、ひ孫にあたる11代目の小川治兵衛氏は「植治(うえじ)の庭」という本で書いている。無鄰菴庭園の命は周辺の自然環境との調和、眺望にこそある。実際に無鄰菴に行くと、庭園の「説明書き」が飾ってあるが、その中で樹木の剪定の一つにいたるまで、いかに庭園と眺望との調和を大切にしているか書いてある。隣家のない閑静な場所にあったことから名付けられたという。隣にボンとホテルが建てば無鄰菴とその庭園の文化財として価値が台無しになるではないか。所有者として、京都市は何も言わないつもりなのか。
→山本部長 風致地区条例を所管し、あらかじめ基準を定め、今回は無鄰菴庭園からの見え方もシュミレーションをした上で、美観風致審議会にかけて支障はないと判断し許可している。無鄰菴庭園の価値が台無しになるとの指摘は当たらない。
○山田 支障がないとの判断の感覚を疑う。風致地区条例に基づく手続きについて聞く。美観風致審議会景観専門小委員会が開かれている。傍聴に行かれた住民の方が驚かれていた。審議されている委員の方が「現地を見ていない」と発言しながらで審議され、まして地域の住民の声も勿論、聞いていないと仰っていた。景観眺望で被害を受ける方の声も聞かずに結論ありきの審議会ではないのか。 住民の声を聞くべきではないのか。
→山本部長 市長の諮問に応じて審議する機関。市民の意見を聞くものではない。
○現地を見てきたが、西側のマンションからは、狭いところでは1メートルもセットバックされていないし、狭い隙間に非常用発電機などが設置される図面になっている。南側に、低層住宅やマンションなどがあるが、マンションの駐車場から見ると、2m近く低くなっており、実質の高さは15メートルを超える上、南側の住宅の間隔は1メートル未満に、大きな壁がそそり立つ。周辺の方は大変な怒りだ。こうした市民の声に京都市はどうこたえるのか。
→山本部長 指摘は、相隣関係に基づくもの。私どもは風致地区の基準に従っている。隣地からの後退は1.5メートル。南側の一番狭いところでは1.9メートル確保している。基準に適合している。美観風致審議会の審議の上許可している。
○山田 基準に合えばなんでも許可する。周辺にもマンションはあるが、大きくセットバックし空間に緑地を配置するなどゆとりを持ったつくりとなっている。こんなに、ぎりぎりまで迫った建て方の建築物はない。せめて、この地域にふさわしい建物にする必要がある。
→山本部長 基準に適合することは勿論、無鄰菴庭園からの見え方、周辺道路からの見え方をシュミレーションした上で美観風致審議会に図り、支障がないということで許可した。
○山田 周辺の住民の思いに心を寄せる必要がある。中高層条例に基づく手続きについて聞く。近隣説明会には、ヒューリック株式会社と、竹中工務店が出席しているが、肝心のホテルの運営会社は出席していない。どのような建物になるのかは、肝心のホテルを運用する事業者なしに、責任ある説明が出来ない。
→中山部長 数回任意の説明会が重ねられてきた。ホテルの運営者が誰かは把握していないので答えられない。
○山田 2月28日に業者が行なった住民向け説明会の「資料」を見ると、「本計画は現時点の予定であり、近隣様との協議、諸官庁指導、その他計画上の都合により変更する場合がある」と書いている。京都市は、当事者性を発揮し、眺望景観を守ってほしいという住民の意見も聞いて、業者のいう「官庁指導」、すなわち適切な助言をすべきではないか。
→山本部長 事業者は数回にわたり紳士にわたり説明会を続けられている。しっかりと地域のみなさんと話し合いを続けられていると思う。
○山田 事業者が説明していることを聞いているのではない。京都市として指導を求めている。
→山本部長 風致地区の許可の付帯条件をつけている。琵琶湖の水系、樹木、庭園はしっかり守る。建物の形状や壁の色、意匠形態の更なる検討など付帯条件をつけ、事業者も検討し、変更を加えている。
○山田 地域住民はもう一歩踏み込んだ対応を求めている。下村議員も言っておられるが、眺望景観を守ろうという、住民と京都市のめざす「方向性は同じ」なんだから、「お互いに頑張っていく」、そういう立場に、京都市は立つべき。強く求める。
もう少し突っ込んで聞く。昨年11月19日、京都市眺望景観創生条例第7条に基づく「無鄰菴庭園からの眺望景観保全を求める提案書」が市民から提出されている。2月7日の「まちづくり委員会」で、わが党の西野議員の質問に答え、「手続きまで行くかどうかは検討中」とのことだったが、どうなっているか。
→山本部長 眺望景観の指定に辺り、真に眺望景観上の重要な価値があるか、緊急に規制をしないと守れない危険性があるか、二つの観点がある。世界遺産においても見えないという高さ規制はしていない。慎重な検討がいる。
○山田 眺望景観創生条例のもともとの主旨は、「京都市景観計画」によると「眺望景観は『公共の財産』であるということを認識し、市民や事業者等の意識啓発に努めるとともに、市民等からの提案を受けて積極的に眺望景観の保全、創出を図る」とある。この市民等からの提案を受けて積極的に動くというのが、市「景観計画」の趣旨ではないか。
→山本部長 提案されているのは、高さ制限をして欲しいと言うこと。眺望景観の指定により利益を得るもの、規制を受ける側、と明確に分かれる。規制の強さは慎重な判断がいる。
○山田 利益を受ける側と負担を強いる側との事だが、守って欲しいと訴えているのは長年この地で暮らしていた京都市民。東京資本の利益を守るより、京都市民の利益を守ることが当然。それではだめだ。市民が提案しているだけでなく、眺望景観を守るというのは、京都市自身の約束でもある。そもそも市の「景観計画」の立場がそうだ。そのうえ、市は京都岡﨑地域を重要文化的景観と制定してもらうよう文科大臣に「選定申出書」を提出した際、「文化的景観価値を将来にわたって継承することを目的としたものであると同時に、将来的な京都全体の文化的景観の継承に向けた取り組みの橋頭保とする」とまで言っている。そして、「文化的景観の価値を踏まえて創造的な景観形成となるよう取り組む」「価値を損なわないよう取り組みを進める」としている。「橋頭保とする」、すなわちこの地域は京都全体の眺望景観を守る「モデル地域とする」ということではないか。モデルとする地域でさえ規制が出来ず、今後、京都の世界に誇る宝である文化的景観を守っていけるのか。此処が試されている。
→山本部長 保全計画は、平成27年1月に定められている。岡崎は、風致地区、景観地区として強い規制がかかっている。この時点で新たな規制を加える必要はないとしている。今回のホテル計画についても単に基準に合っているかどうか許可したわけではない。琵琶湖水系や庭園が保全されるのか、周辺景観と調和する植栽計画になっているか、無鄰菴庭園からの見え方、など文化的景観保存に沿った計画になっている。
○山田 京都市の申出書では確かに、新たな措置は不要である。とある。その上でただしとして、「重要文化的景観の選定申し出範囲については、風致地区・景観地区における許可・認定の際に文化的景観の価値を踏まえて創造的な景観形成になるよう取り組みを進める。」とある。こんなことで景観が守れるのか。だから、巨大こけし「花子」さんも、ホテルよりは低いが寝かせた。この地域が重要だからでしょ。
この問題を2月27日、わが党のこくた衆議院議員が予算委員会第8分科会で取り上げた。
 京都岡﨑地域にかかる「文化的保護推進事業国庫補助」のための整備計画を現在、市で作業中と聞いたが、まちがいないか。
→山本部長 都市計画局の所管ではないので。
○山田 こくた議員が、京都市からの「選定申出書」を「良し」として京都岡﨑地域を重
要文化的景観に選定した文科大臣としての対応、国庫補助事業の趣旨に沿った対応が取
られてしかるべきと厳しく迫ったことに対し、永岡文科副大臣は「京都市からの相談が
あれば、文部科学省としても、文化財保護法にのっとって適切に対応する」と答弁して
いる。 まあ国も、第一義的には京都市の対応だ。それを見守るというところだが、繰
り返すが、選定申込書、国庫補助申請、これらの前提となっているのは京都市が自ら決
めた「京都市景観計画」だ。景観計画では「市民提案を積極的に活かす」としている。
当然、眺望景観創生条例にもとづく「市民提案」を早急に検討し、具体化すべきでない
か。そうしてこそ、かつて「新景観政策」による高さ規制で、京都市が全国的に誇れる
都市計画上の画期となる取り組みを展開したのと同様に、今度は「眺望景観」を守る全
国の先駆けとなれるのではないか。→建物の高さを押さえる非常に強い、規制の内容に
なっている。で財規制のレベルでない厳しいもの。慎重に判断さぜるを得ない。
○山田 最後に。業者は、「本計画は現時点の予定であり、近隣様との協議、諸官庁指導、その他計画上の都合により変更する場合がある」としている。無鄰菴はもともと市の持ち物であり、庭園も含めた文化財としての価値が台無しになる事態に直面している。市として、住民任せにせず、眺望景観を守る立場から、業者に対し適切な指導・助言を行うべき。決意を聞く。
→山本部長 風地区許可の中で、紳士に受け止め計画を変更している。
○山田 現地も見に行き、住民の声を聞くことを求める。

(更新日:2019年03月20日)

市政報告209号です

NO.209

(更新日:2019年03月20日)

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