10月11日の日曜日。明け方激しく降った雨も上がり、祭り日和のこの日、春日のお祭り、神輿巡行へ。
巡行前の宴席。神輿袢纏、晒や褌姿の男衆に囲まれて「山田さん。おめでとう。議員の仕事は大変ですやろう」等と声がかかり、おのずと政治談議に。
9月市会で、プレミアム商品券の補正予算や、マイナンバー制度、税制、商店街の現状や、伝統産業振興、融資制度など質疑したことを報告し、さながら議会報告会に。
プレミアム商品券では、個人商店や食品スーパ、コンビニ店長、大型店内の専門丹など30件余りを回り現状をお聞きし「消費喚起に役立っていない」と質しました。、マイナンバーでは中小企業の事業主等からお聞きした不安の声、社会保険労務士さんから「情報は必ず漏れる」など具体的な現場の声を突き付け実施の延期中止を求めました。
税制では応能負担の原則で負担能力のある大企業に応分の負担を求め、生活困窮者への差し押さえを中止するように求めし質しました。伝統産業者、商店街の現状も示し支援を求め、制度融資も銀行窓口にしたため、支援が必要な中小業者に融資されない現状を示し、実態調査と必要な施策を求めたこと等報告させていただきました。
いずれの問題でも、現場をを見ない答弁で、プレミアム商品券は「ついで買い等消費喚起に役立った」「マイナンバーのセキュリティーは万全。市民の利便性に役立つ」。友禅の製造出荷額は、製造単価の急激な下落で最盛期からわずか2.6%と、壊滅的な落ち込みになっている事に向き合わず.「物作り京都の実力を生かす絶好のチャンス。海外に京ブランドを売り出す」。大型店出店に加え、消費税増税で消費が冷え込み廃業が続く小売商店の現状を見ず「商店街は様々なメニューで支援し、京都の商店街は他都市と比べ健闘している」。融資実績の減少は「景気が回復し融資需要が減少している。適切な支援を行っている」と現場の実情を見ようともしない京都市政に怒りがこみ上げます。
神輿巡行中も、たくさんの方から声がかかり、対話となり、「市長選挙、参議院選挙頑張って、政治を変えよう」と話が弾みました。
(更新日:2015年10月12日)