東京都議選支援へ!

 6月12・13日1泊2日で東京都議選支援に、河合よう子議員、玉本なるみ議員、ほり信子議員とともに行ってきました。支援先の練馬地区委員会へ、とや英津子候補の支援です。練馬区は定数6に対し有力候補が10人立候補を予定しています。前回3人が当選した自民党は今回候補者を2人に絞り、前回トップ当選の公明党から現職が。民進党、都民ファーストが2人。維新、生活ネットも候補者を立てています。新人の候補者も区議からの転身など激戦区だそうです。
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 2日間宣伝カーで訴えて回りました。今度の都議選の対決構図は「自民・公明対日本共産党」。主な争点対決店は3点です。
 第一の争点は、憲法破壊と、政権私物化の「安倍政権にノー」の審判を下す。「森友・加計問題」めぐる政治の私物化の解明。「憲法9条2項」空文化を狙う改憲ストップ。戦前の治安維持法ものと、国民の思想信条、内心の自由を押し殺し、国家総動員で戦争に巻き込み多大な犠牲を払った根源の「治安維持法」の現代版「共謀罪」法案の廃案をの声を首都東京から発信しようと呼びかけました。
 第二の争点、対決店は、築地市場の豊洲移転問題です。小池知事は「豊洲移転の無害化は達成できていない」と公式に認め、陳謝し、移転計画は破綻しています。にも拘らず、自民・公明は移転を推進し、都民ファーストは賛否を明らかにしない無責任。日本共産党は、きっぱり豊洲移転は中止し築地での再整備を求めています。世界に誇る日本の食文化、築地市場を未来に引き継ごう。この願いを日本共産党に!
 第三の争点は、巨大開発優先で暮らし福祉を切り捨ててきた、ゆがんだ都政にメスを入れること。豊洲移転計画は都政のゆがみの象徴です。一等地にある築地の土地の売却と開発が狙い。このゆがみにメスを入れ福祉と暮らしを立て直す。躍進を力に、豊洲の盛土がされず土壌汚染の事実を明らかにし都政の闇を追及し、4年間で16の条例提案や、認可保育所を五万三千人分増設させるなど実績をお伝えし、さらに躍進させていただき、国保料の引き下げ、シルバーパスの負担軽減、返済浮揚の奨学金創設、9万人分の認可保育所増設などの公約を訴えました。都の予算のわずか4%を組み替えれば実現可能な公約です。とや英津子候補は区議として4期14年間、子どもの緊急医療、認可保育所の増設、障碍者福祉の充実など区政を動かしてきた実績のある政治家です。

 2日目は、冷たい雨の中の宣伝でしたが、住宅のベランダから手を振っていただいたり、都営住宅では、わざわざ出てきた「昭和4年生まれで戦争を体験したと。私らの気持ちが解るのは共産党だけ。もっと頑張って宣伝を」と激励をいただいたり、「ここに引っ越して10年。初めて共産党の演説を聞いた」と出てこられた女性、公園で遊んでいた子供たちからもコールがあったり、沢山の激励があり宣伝のし甲斐を実感しました。

 支援の締めくくりは、13日緊急に呼びかけられた日比谷野外音楽堂での「共謀罪を廃案に!安倍改憲NO!6.13市民集会」への参加です。
 会場で全商連の旗を見つけ「京都の山田です」と挨拶をさせて頂くと「マイナンバー問題で市会で質問された山田さんですね」と。全国商工新聞に市会での質疑を取り上げていただいていてご存じでした。ちょっとうれしい反応です・
 集会は雨にもかかわらず会場あふれる熱気です。
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 野党各党代表が共謀剤廃案に力強く訴えられました。日本共産党からは23人の国会議員が参加し、志位委員長は「何をしたら罪になるのかわからない、犯罪の構成要件が曖昧で不明確。国連特別報告者から寄せられた質問にも答えず問答無用で抗議。世界の恥というほかない態度。そのうえ治安維持法は適法に制定され、適法に失効されたと言い放つ金田法相。治安維持法で虐殺された作家小林多喜二は適法に虐殺されたというのか!」と鋭い訴え!
 帰りの新幹線の時間の関係で途中で会場を後にしましたが、会場外にも大勢の人が集まっていました。
 2日間の支援でしたが、いい結果が出ることを期待したいと思います。

(更新日:2017年06月14日)