3月20日。お昼から約一時間、山ノ内後援会のみなさんと、京都ファミリー西口で「戦争法廃止の2000万署名」に取り組み、他府県の方、京都外大の卒業式に来られた方等、沢山のご協力を頂きましたが、バス停でバスをお待ちの、年配の男性から「なにが戦争法や!安保法制や。この法律のどこに戦争すると書いてある。ええ加減なことを言うな。政権とったこともないもんが!」と怒鳴る方がいらっしゃいました。
政権をとれば何でもできる。多数こそ真実だと。民主主義とは何でしょう。数さえ取れば何でもできる、正義だと思っている方、聞く耳持たない方は少なくありません。少数意見をいかに大事にするのかという事が守られて初めて、国民のいのち、暮らしが成り立つ。何より、話し合い、議論が成り立ち、理解が広がるのではないでしょうか。
バス停で怒鳴っておられた方もそうでしたが、相手の話に聞く耳持たない姿勢こそ、この国を危うくさせているのではないでしょうか。
決して、怒鳴られた方が悪いわけではない。こんな風に思わせる環境のもとで、こうした方にも如何に理解して頂くことができるのか。怒鳴られっぱなしで、後味の悪い署名行動になってしまいました。
(更新日:2016年03月21日)