昨日は、日本平和大会のラボール京都のオンライン会場で参加しました。
先祖代々からの土地の返還を米軍に求めているとのグアムからの報告は、まさに沖縄と共通。祖先の埋葬物が破壊され冒涜され、神聖な山が、広大な自然が破壊され、有害物質の放出廃棄の実態を生々しく報告されました。
石垣島、馬毛島の軍事基地反対の闘いは、辺野古基地建設だけでなく、全国で基地強化、戦争する国づくりが住民無視で強行されていることも生々しく報告されました。首都東京ではオスプレイ配備で低空飛行訓練や、青森からも米軍が好き勝手に訓練等で住民の暮らしや自然が脅かされていると告発されました。災害救助に憧れて防衛大学に進んだ青年が、いじめと人権侵害にあい、精神を病み退学することに。裁判支援する会の報告では学生の人格を無視し、いじめの証拠を隠蔽する等生々しい報告でした。
午後からは「軍事同盟も米軍基地もないアジアは可能か?非核平和のアジアを考える」を視聴しました。
フィリピン政府が中国を国連海洋法条約の常設仲裁裁判所に提訴し、中国の行為は条例違反と判決出ることによって、フィリピンに「判決を無視すれば、共同開発の権益の過半数を譲渡する」と取引する等、国際法違反との判決を中国は恐れていることを示し、国際法に基づく外交交渉を中国は恐れていると指摘されました。
ところが日本政府は、安保条約のもとアメリカが守ってくれると軍事一辺倒で、日本政府の最大の問題は、攻勢的な外交の欠如だと指摘が足ました。
写真は11月19日の河原町通りデモです。
(更新日:2021年11月21日)